飯豊山稜線上にて、切合小屋手前から本山方面を臨む

写真:切合小屋手前から本山方面を臨む

飯豊山は100名山の内の一座。新潟に住んでいなくて、100名山ハンターでもなければなかなかお目にかかることはない山でしょう。その理由としては「新潟」という遠隔地にありながら、さらに「アクセスが困難」であることが想像できます。しかし、昨今の登山ブームにより北アルプスなどの名所は、人がいっぱいですが、飯豊山でそのようなことが起きることはないので、登山を十分に楽しむことができます。この記事では、毎年必ず3回は通っている僕がおススメする厳選ルートを5つ紹介します。

留意事項
※飯豊山は車でのアクセスを想定されることをお勧めします。
※基本的には、稜線上の小屋で一泊を前提にするのをお勧めしますが、早足もしくはトレイルランのスタイルで日帰りも可能です。
※盆時期~9月上旬はアブが大量に発生します。とてもじゃないですけれど、耐えられません。

 

飯豊山へアクセスする 4つの登山口

飯豊の全域地図
ヤマプラより引用・加工

飯豊山へアクセスする登山口は幾つもあるのですが、比較的アクセスしやすい4つの登山口を紹介します。

  1. 弥平四朗(やへいしろう)登山口
  2. 川入(かわいり)登山口
  3. 天狗平
  4. 実川口(さねかわぐち)

飯豊山初心者へおススメ 弥平四朗(やへいしろう)登山口

飯豊山の松平峠の稜線、主稜線手前より。

 

写真:松平峠の稜線。主稜線手前

弥平四朗登山口から飯豊山へ向かう、縦走-ピストンルート。時間があるなら大日岳まで足を延ばすのもいいでしょう。登山口から直登⇒稜線沿いを高度を上げながら登っていくルートです。途中、小屋を通過しますので、足りないものがあれば補給することもできます。

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飯豊山 弥平四朗ルート

岩場が好きなら 川入(かわいり)登山口

飯豊山三国小屋手前の岩場

写真:三国小屋手前の岩場

こちらのルートは岩場が多く、中級者向きのルートです。雨が振りそうであったり、前日にすでに雨が降った場合は避けることをお勧めします。三国小屋まで直登したら、あとは弥平四朗のルートと同様です。

 

北俣方面からアクセスする 天狗平

飯豊本山手前よりダイグラ尾根を臨む

 

 

写真:本山手前よりダイグラ尾根を臨む

登山道から3つルートを選ぶことができる登山口です。上級者向きの石転び沢ルート(雪渓あり。時期要検討)、同じく上級者向きのダイグラ尾根ルート(稜線のアップダウンが激しく、岩場が多い)、初心者向けの丸森尾根ルート、どれも魅力的なので、自分の登山レベルに合わせて選定しましょう。

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飯豊山 ダイグラ尾根ルート

林道を10km歩くが、大日岳へ直登できる実川口(さねかわぐち)

飯豊山-実川口の林道にある、トンネルの出口

写真;実川口の林道にある、トンネルの出口

大日岳へ直登できる唯一のルート。10kmの林道は長いですが、夏は新緑、秋は紅葉の美しい林道です。もし、自転車を持っているのであれば、自転車でショートカットするのもいいでしょう。途中、1kmのトンネルがあるので、ライトを忘れずに。誇張表現ではなく、ライトがなければ通過は難しいです。

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飯豊山 実川口ルート

稜線が広く、景色が雄大な飯豊山。超いいですよ。

飯豊山の稜線上、北俣岳からカイラギ小屋を臨む

写真:北俣岳からカイラギ小屋を臨む

新潟県の隠れた明峰、飯豊山。麓の川は透き通っており、直登するまでの登山道では木々が美しい。そして稜線は言うまでもなく広大で、北アルプスのような急峻な山とは異なり、なだらかな稜線を形成しています。近隣の山で飽きたら、新潟の方の山を狙ってみてはいかがでしょうか。